草月流の基本

草月流は生け花の最大流派の一つであり、役枝は3つとしています。その表現形式は大別すると2つあり、「立真型」「傾真型」がそれに当たります。

これら以外にも多くの表現形式が存在するように思われていますが、それらは全て立真型、傾真型のいずれかから派生したものです。「立真」は直立ではなく、やや傾けるのが注意すべきポイントです。一方、「傾真」は45度くらいの傾きを理想とする表現形式です。

さて、華道をあまり知らない人にとっては、季節感と言われてもピンとこないものなのかもしれません。しかし華道の世界では流派を問わず、季節を意識することは極めて重要なのです。

例えば花材を選ぶ時にも、季節は念頭に置く必要があります。そうしなければ、作品としては合格点を得ることが出来ません。華道、生け花の主役は当然ながら花であり、その花は植物です。ですから1年を通して咲いているわけではなく、旬の時期が存在するのです。その意味では、日本の四季が華道に影響を与えているとも言えます。生ける時期によって、作品は全く趣を異にするわけです。

もちろん初心者が練習する時には、季節を無理に意識する必要はありませんが、作品を完成させる意志がある時は、花材選びに細心の注意を払わなければなりません。但し、バラのように例外的な花、つまり通年咲いている花は存在するので、詳しくない人はよく勉強するようにして下さい。

華道においては、花材の組み合わせが肝心です。花材だからいって、適当に選び出して組み合わせるのは禁物です。一番大切なのは調和を図ることですから、作品として乱れないように、色彩が整うように選出する必要があります。

最終的には個々人の感性に問わなければならない領域なので、組み合わせの具体的なルールは存在しません。最初はお手本となる作品を幾つも鑑賞して感性を身に付けるようにしましょう。

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