生け花と茶花の違い

生け花と茶花とは、その本質が異なっており、華道で培ったスキルを茶花に活かすことは中々難しいとされています。

しかし両者には類似点も存在するため、ここでご紹介したいと思います。まず挙げられるのが、季節を重視する点です。華道を学ぶ上で、四季ごとの花、つまり花の旬を覚えることになりますが、こうした知識は茶花に活かすことが出来ます。また、どちらも造花ではなく、生きた植物ですから、その扱い方は自ずと似通ってきます。

例えば、ハサミでどのように切ればよいのか、水切りの際にどのような点に注意すればよいのかは、華道で学んだことをそのまま応用すれば分かることです。

茶花における空間の作り方も、華道を活かすことが出来ます。

詫び寂びといった日本の伝統的な精神は、生け花と茶花とを問いません。

単純に華美なものにすれば良いわけではなく、バランスを考えながら作成することになります。茶花は花入れの位置や形はもちろんのこと、それを置くことになる床の間との関係性も考える必要があります。

部屋の一角を占める茶花がどのような存在感を示すかは、そのバランスによって決定されるからです。こうした美的センスは当然ながら華道で養うことのできるものであり、実際、華道の師範は上手に茶花を生けることが出来ます。

もちろんここぞという時には、両者の違いをよく理解した上で仕上げなければなりません。そのためには、茶花についてもきちんと学ぶ必要があります。

茶花の基本的な作法は、実は華道で学ぶことが出来ません。

従って、茶花は茶道の一つとして、別途学習することになります。

基本的には観察して覚えることになっており、茶道の先生の振る舞いをよく目に焼き付けます。何度も質問して覚えるようにしましょう。

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